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サガン鳥栖ジョーが残留へ!J2でわずか6試合の出場も「クラブ側は…」

サガン鳥栖 ユニフォーム 写真:Getty Images

 サガン鳥栖所属のブラジル人FWジョーは、来日1年目の今季結果を残せなかったものの、残留に向かっているという。

 現在26歳のジョーは、アヴァイFCなどブラジル国内の複数クラブを経て、2025年1月にボタフォゴFRから鳥栖へ完全移籍。来日1年目の2025シーズンはJ2リーグ戦で6試合の出場にとどまり、一度もスタメンに抜てきされなかったが、クラブ側は一定の評価を行っているようだ。

 ブラジル『Jovem Pan News Campinas』は17日、ジョーの去就について、「クラブ側は2026年もこのセンターフォワードを戦力として計算している」とリポート。「アジア行きが決まる中で、このアタッカーにはブラジル国内クラブからもオファーがあった」と、2025年1月の鳥栖移籍決定前の出来事もあわせて伝えている。

 来日1年目という環境適応の難しさや、限られた出場機会の中で結果を残せなかった事実は否定できないものの、それだけで選手の価値を断じることは早計である。クラブがジョーを2026年も戦力として見据えている背景には、日々のトレーニング態度やフィジカル、将来的な伸びしろといった数字には表れにくい要素があるはずだ。

 ブラジル国内からの関心があった過去も踏まえれば、ジョーは依然として潜在能力を秘めた存在であり、来季こそ真価を示せるかが問われる重要なシーズンとなるだろう。