
ラ・リーガのバルセロナに所属するドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンは、背中の負傷から回復し、医療チームの許可を得て3試合連続でメンバーに名を連ねている。しかし、シュテーゲンは現在、チームメイトのGKジョアン・ガルシアとGKボイチェフ・シュチェスニーに次ぐ第3GKとなっており、定期的に出場する機会は極めて限られている状況だ。
そんな中、スペインメディア『Barca Universal』は、「プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーが、テア・シュテーゲンの獲得に動けば状況は変わる可能性がある」と報じた。
トッテナムはGK獲得を真剣に検討しており、バルセロナのキャプテンを高く評価しているという。同メディアによれば、現時点でテア・シュテーゲンは1月の移籍を考えていないが、「適切なオファーが届けば、状況は変わる可能性がある」との見解を示している。
バルセロナはトルコ1部のベシクタシュ、セリエAのボローニャ、オランダ1部・エールディビジのアヤックス・アムステルダムといったクラブから打診を受けているが、いずれもテア・シュテーゲンの高額な給与を支払う余裕がなく、スポーツ面でも同選手の野心を満たすものではないとも伝えている。
プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドも仲介者を通じてアプローチしたとのことだが、具体的な行動は起こしていない。
トッテナムは最近批判にさらされているGKグリエルモ・ビーカリオの状況を踏まえ、1月にGKのポジション強化を真剣に検討しているようだ。トッテナムは買取オプション付きのローンを提案し、全額給与を負担する可能性がある。バルセロナは注意深く見守っているが、移籍を強要することはない方針とのことだ。
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