日本代表・海外組 日本代表

W杯イヤー2026に飛躍の兆し。期待の日本代表選手4選

佐野海舟 写真:Getty Images

佐野海舟(マインツ)

マインツで主力定着。次はビッグクラブか

MF佐野海舟はブンデスリーガのマインツと2028年6月まで契約を結び、すでに主力として定着している。ボール奪取からの攻撃への切り替えに優れ、運動量と対人強度を兼ね備えたプレースタイルは、5大リーグの中でも評価を高めつつある。

2025年6月の北中米W杯アジア最終予選・オーストラリア戦での代表復帰以降、その存在感は明確だ。試合を追うごとにスケール感を増しており、W杯本大会では攻守の要として計算できる存在になりつつある。

年齢、実績、ポジション特性を考えれば、優勝争いをするクラブからの関心が高まるのは時間の問題だろう。2026年は、佐野が「代表の即戦力」から「代表の中心」へと変わる年になる可能性を秘めている。


鈴木淳之介 写真:Getty Images

鈴木淳之介(コペンハーゲン)

湘南の控えからCLの主役候補へ

DF鈴木淳之介は、2025年6月の北中米W杯アジア最終予選・インドネシア戦で日本代表デビューを果たした。当時は湘南ベルマーレでレギュラーを掴み始めた段階だったが、その後の成長曲線は急激だ。2025年10月のブラジル戦での活躍を経て、評価は一変した。

現在はデンマークの名門コペンハーゲンに所属し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも存在感を示している。ボランチからセンターバックへのコンバートをきっかけに、ビルドアップ能力と守備対応力を兼ね備えたポリバレントな選手へと進化した。

22歳という年齢を考えれば、成長余地はまだ大きい。複数ポジションをこなせる特性は、短期決戦のW杯でこそ生きる。鈴木は北中米W杯における“最終兵器”になり得る存在だ。

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名前Takuya Nagata
趣味:世界探訪、社会開発、モノづくり
好きなチーム:空想のチームや新種のスポーツが頭の中を駆け巡る。世界初のコンペティティブな混合フットボールPropulsive Football(PROBALL)を発表。

若干14歳で監督デビュー。ブラジルCFZ do Rioに留学し、日本有数のクラブの一員として欧州遠征。イングランドの大学の選手兼監督やスペインクラブのコーチ等を歴任。アカデミックな本から小説まで執筆するサッカー作家。必殺技は“捨て身”のカニばさみタックルで、ついたあだ名が「ナガタックル」。2010年W杯に向けて前線からのプレスを完成させようとしていた日本代表に対して「守備を厚くすべき」と論陣を張る。南アでフタを開けると岡田ジャパンは本職がMFの本田圭佑をワントップにすげて守りを固める戦術の大転換でベスト16に進出し、予言が的中。

宇宙カルチャー&エンターテインメント『The Space-Timer 0』、アートナレッジハブ『The Minimalist』等を企画。ラグビーもプレーし広くフットボールを比較研究。

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