ラ・リーガ レアル・マドリード

設定額は約183億円!レアル・マドリード、フランス代表23歳MFの売却に前向き

エドゥアルド・カマビンガ 写真:Getty Images

 ラ・リーガのレアル・マドリードが、現有戦力の長期的な構想を見直し始めているのかもしれない。同クラブは、チームの所属するフランス代表MFエドゥアルド・カマビンガの繰り返される怪我の問題に直面しており、これまで同選手に期待してきた将来像に疑問を抱き始めているようだ。

 スペインメディア『Defensa Central』によると、マドリードの首脳陣はカマビンガの売却という選択肢を排除していないという。現時点で放出を急いでいるわけではないが、売却案が現実的に検討される段階にまで状況は進展しているとのことだ。

 同メディアは「カマビンガの卓越した才能が疑問視されたことは一度もない。しかし、繰り返されるフィジカル面の問題が、彼の成長を妨げ続けている」と報じた。

 現時点ではカマビンガの将来は確定していないが、今後数か月で継続的に試合に出場し、コンディションを維持し、自身の影響力を取り戻すことができれば、評価の流れは再び同選手に有利な方向へと傾く可能性も同メディアは指摘。

 しかし、そうならなかった場合、マドリードはオファーに耳を傾ける構えのようだ。ただし、安売りをするつもりはなく、およそ1億ユーロ(約183億円)が評価基準額として設定されているとのことだ。

 マドリードは同選手の売却で得られる巨額の資金を再投資に充てる方針だ。ただし、クラブの現在の最優先事項は真のプレーメーカーの確保であり、カマビンガと同じタイプのMFを補強するのではないとのことだ。