
「怪我をした先輩の分まで」
この日スタメンでピッチに立った山下だが、その裏には特別な思いがあった。「自分と同じポジションで出ていた選手が怪我で出れなくなってしまい、それでチャンスが巡ってきたので、先輩の分まで絶対にやってやろうという気持ちはありました」と明かした。
当日の堂々としたプレーぶりは上級生に引けを取らないものだったが、その背景には日頃からお世話になってきた先輩への強い思いがあり、緊張の中に立つ1年生の背中を力強く押していたのだろう。
11月16日に味の素スタジアム(東京都)で行われる国学院久我山高校との決勝戦に向けては「まずはチーム内で競争があるので、試合に出られるようにこの1週間は今まで以上に集中しないといけません。試合に出たら絶対に全国に導きたいので、今日以上のパフォーマンスが出せるように集中して取り組んでいきたいです」と語った。
決勝戦で対戦する国学院久我山も準決勝の東海大高輪台戦(5-0)で2ゴール1アシストを記録したFW坂東輝一(3年)やテクニシャンのFW加藤瑛汰などタレントぞろいのチームではあるが、プロ内定選手を完璧に抑え込んだ自信を胸に、スーパー1年生・山下が堀越を3年連続で全国の舞台へ導く可能性は十分にある。
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