
日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長は、日本代表がFIFAワールドカップ北中米大会で決勝進出を目指すと公言。DF冨安健洋(無所属)ら怪我人が多い中でもブラジル代表を下した森保ジャパンの躍進の可能性を、元日本代表監督で鹿島アントラーズOBのジーコ氏が占っている。
英紙『インディペンデント』は11月11日に日本代表を特集。「宮本会長は北中米W杯で決勝進出という野心的な目標を設定した」「過去の大会でベスト16を突破したことは一度もないが、宮本会長はヨーロッパのトップクラブに所属する選手が多く、チームは経験豊富で才能の厚みがあると確信している」と、森保ジャパンがファイナリスト入りを狙っていることを報じている。
2022年のカタールW杯で強豪ドイツ代表、スペイン代表を下したほか、2025年10月の国際親善試合ではブラジル代表相手に3-2で勝利した日本。北中米W杯での躍進も期待されるところだが、『コレイオ・ダ・マニャン』が伝えたところによると、ジーコ氏は目標を達成する上で必要な条件についてこう語ったという。
「日本がW杯決勝に進出することを大いに期待している。彼らは優勝を目指して戦っているからね。日本は非常に優れたチームで、経験豊富。日本人選手はヨーロッパのクラブでスタメン出場している」
「選手のクオリティーは著しく向上しており、それがサッカーのレベルをさらに高めている。だからこそ、最近の好調なパフォーマンスは素晴らしい。日本代表が重要な試合に臨む際、感情面のバランスを取ることができれば、決勝まで勝ち進むだろう」
北中米W杯に向けた日本代表の挑戦は、単なる夢物語ではなく、選手層の厚みとこれまでの実績に裏打ちされた現実的な目標である。宮本会長が掲げる決勝進出は野心的である一方、欧州クラブでの経験や個々の選手の成長は、チームの総合力を確実に押し上げている。
しかし、勝利への道は技術だけで決まるわけではなく、ジーコ氏が指摘するように、試合のプレッシャーや感情のコントロールが不可欠だ。日本代表が真に頂点を目指すためには、戦術・技術・心理面すべてで成熟したチームとしての姿勢を示すことが求められる。この意味で、北中米W杯は単なる大会以上の挑戦であり、日本サッカーの総合力と精神力を世界に示す絶好の機会となるだろう。
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