
スコティッシュ・プレミアシップのセルティックに所属するMF旗手怜央が、11月14日のガーナ代表戦と18日に行われるボリビア代表との親善試合に臨む日本代表から再び外れた。
旗手は6月の代表戦を膝の負傷で欠場し、その後7月と9月の試合でも招集外が続いていた。旗手は9月25日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)のツルべナ・ズべズダ戦(1-1)で後半にハムストリングを痛めて途中交代。故障から復帰したものの、同月に行われたキリン・チャレンジカップでも代表入りを逃していた。
この落選により、旗手の2026FIFAワールドカップ(W杯)出場の夢が暗雲に包まれているとスコットランドメディア『GlasgowWorld』が報じている。
同メディアは旗手がこれで日本代表のメンバーに4大会連続の不選出となり、来年のW杯出場は厳しい状況に立たされたと伝えた。また、日本代表の中盤は競争が激化しており、負傷離脱や出場機会の減少が重なった旗手の立場は決して安泰ではないとも伝えている。
旗手が代表で最後に出場したのは、3月25日に行われたW杯アジア最終予選のサウジアラビア戦(0-0)まで遡る。以降はコンディション不良やタイミングの悪さが重なり、代表復帰の機会を逃してきた。スコットランドでは高い技術力を誇る選手として評価されているが、国際舞台に戻る道のりは容易ではなさそうだ。
同メディアによると、旗手は今2025/26シーズンを自らの「最後のチャンス」と位置づけており、「W杯は自分にとって大きな夢。29歳になる2026年が最後の機会かもしれない」と語り、残された時間で全力を尽くす姿勢を示していた。
コメントランキング