
ブラジル代表は10月14日開催のキリンチャレンジカップ2025で、FIFAランキング19位の日本代表と対戦。FIFAワールドカップ北中米大会グループステージで再戦の可能性もあるなか、トッテナムでDF高井幸大とチームメイトであるFWリシャルリソンのファンサービスが話題になっているほか、同選手の過去のコメントにも注目が集まっている。
リシャルリソンは2024年夏、トッテナムの日本ツアーに帯同。7月27日開催のヴィッセル神戸戦の試合前会見で、日本のサッカーファンに向けて以下のようなメッセージを送っていた。
「ファンというのは、おそらく僕たちとこう触れ合うチャンスが1回しかないというケースが多い。僕も幼い頃ずっとサッカーファンで気持ちが分かるので、サインを貰うってどんなに嬉しいだろうって思うと、僕も応えてあげたいと思うんだ」
そんなリシャルリソンは、10月13日に行われた日本戦の前日練習の終了後、会場の外で待つ大勢のファンに対応。色紙やユニホームにサインをするなど、今回の来日でもファンサービス精神旺盛な一面を見せただけに、日本での人気がさらに高まっている。
こうしたリシャルリソンの姿勢は、サッカーが国境を越えて人々を結びつける力を象徴している。彼が示したのは、ファンとの触れ合いこそがスポーツの根幹であるというメンタリティーだ。幼い頃に抱いた感情を忘れず、ファンの思いに応えようとするその行動は、ひとりの選手としてだけでなく、ひとりの人間としての温かさを映し出している。
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