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横浜FM谷村海那の幻ゴール…柏レイソル古賀太陽の発言に対する審判・VAR対応が話題

古賀太陽 写真:Getty Images

 10月4日に開催された明治安田J1リーグ第33節の柏レイソル対横浜F・マリノスでは、横浜FM所属FW谷村海那のゴールが認められなかったシーンが話題に。直前に柏所属DF古賀太陽に対するファウルがあったというVAR(ビデオアシスタントレフェリー)判定の是非を巡り議論が白熱しているが、古賀と主審の一部やり取りもクローズアップされている。

 前半18分、谷村は右サイドからのクロスに反応。ゴール前にタイミング良く顔を出し、古賀と競り合う中、左足のワンタッチでゴールネットを揺らした。ゴールかと思われたが、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)が介入。古賀の体勢が崩れた際にファウルがあったとして、ノーゴール判定となったが、インターネット動画配信サービス『DAZN』の中継映像を確認すると、古賀の方から先に谷村を押しており、これに対して谷村が押し返す形で手を伸ばしているようにも見える。

 Jリーグ公式YouTubeチャンネルでは、10月10日に「Jリーグ審判レポート(シンレポ!)」の最新回が公開。谷村のゴールがファウルの判定により認められなかったシーンについて解説されているが、主審やVAR担当者、それに出場選手との会話内容も明らかになっている。

 谷村がゴールネットを揺らした後、古賀は主審に対して「俺、(谷村に)引っ張られている」とアピール。これに対して主審は「分かった。VARに伝える」と言葉を返しているほか、VAR担当も「現場で言っている」と発言。古賀のアピール内容を採用した可能性も考えられるが、当事者(出場選手)の見解をジャッジの判断材料に含めることについて賛否含めて様々な意見が飛び交っている状況。当事者の見解をどこまで採用するのかという観点で、線引きが求められるかもしれない。

 なお、日本サッカー界に詳しい海外メディア『Jリーグインサイダー』は「横浜FMに対して行われたことは異常」「存在しないファウルにより、谷村のゴールが取り消された」と異論。「谷村と争うためにバランスを崩しながら突進してきた古賀との通常のボール争いが見て取れる」「VARが介入し、審判はビビッていた」と主張している。