
今2025年夏、リーグ・アンのスタッド・レンヌからEFLチャンピオンシップ(イングランド2部)のバーミンガム・シティへ加入したFW古橋亨梧は、リーグ戦でゴールをまだ決められていない。だが、加入直後の8月14日に行われたカラバオ・カップでの初出場試合(シェフィールド・ユナイテッド戦、2-1)で得点を挙げたことなどから、チームやファンの期待は高い。
そんな状況の中、UKメディア『EFL Analysis』は、古橋の序盤戦について、クラブ内部の雰囲気や評価を独自に報じている。
同記事では「古橋だけを特別視することはない」という見解が中心として据えられている。同メディアのサッカー担当責任者であるグレアム・ベイリー氏は、チームの得点王がわずか2ゴールにとどまっている現状を挙げ、「バーミンガムの中で突出した活躍を見せている選手はいるだろうか」と指摘。
古橋を非難するのは筋違いだとした上で、同じく夏に加入したFWデマレイ・グレイの出だしも期待ほどではないと語った。また、FWジェイ・スタンスフィールド、MF岩田智輝、DFブライト・オサイ=サミュエルといった新戦力も高額な移籍金で加入しており、プレッシャーは古橋に限られないと強調。「全員にプレッシャーがかかっており、古橋だけを特別視することはない」と述べている。
さらに、同氏は、チームがEFLリーグ1(イングランド3部)からEFLチャンピオンシップへの昇格後は、リーグレベルの差が大きく、チーム全体として改善が必要だとも分析した。
一方、データの面では古橋の潜在能力が明確に示されている。今2025/26シーズンのバーミンガムにおいて、xG(期待ゴール値)は2.1でチームトップ。PKを除く数値でも2.1を記録し、スタンスフィールド(1.9、非PK1.1)を上回る。
しかし、古橋はイングランド2部全体で最も多くの決定機逸を記録しており、その回数は6回にのぼる。それでも、オフ・ザ・ボールの動きによって平均以上のチャンスを作り出している点は評価されているようだ。
レンヌでは出場時間が限られていたことから、試合勘を取り戻すまでには一定の時間を要する可能性があると記事は締めくくっている。
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