Jリーグ ガンバ大阪

ガンバ大阪にヒュメット4億円放出で正解!小杉啓太の同僚FW、移籍金17億円と高騰

デニス・ヒュメット 写真:Getty Images

 U20日本代表DF小杉啓太所属のスウェーデン1部ユールゴーデンIFは2025年2月、トルコ人FWデニス・ヒュメットをガンバ大阪へ完全移籍により放出したが、ヒュメットにかわり絶対的ストライカーとして活躍しているデンマーク人FWアウグスト・プリスケにも退団の可能性が浮上。移籍金は17億円程度に高騰しているとみられるだけに、ヒュメット放出というユールゴーデンIFの決定は正しかったと考えられる。

 ヒュメットは2024年2月からおよそ1年間ユールゴーデンIFでプレー。加入1年目の2024シーズンにスウェーデン1部リーグ戦で14ゴールを挙げたほか、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグでも全12試合中11試合のスタメン出場で6ゴール2アシストと結果を残していた。

 そのヒュメットの移籍金は、スウェーデン『fotbolldirekt』が2月に「G大阪は2,300万スウェーデン・クローナ(約3億2,000万円)を支払うが、ボーナスは500万スウェーデン・クローナ(約7,000万円)」と報道。トルコ人アタッカーの放出により、すでに大金を得ているユールゴーデンIFだが、同選手の後継者の去就次第では、より高額な移籍金を手に入れるようだ。

 スウェーデン『fotbolldirekt』が9月30日に伝えたところによると、プリスケにはプレミアリーグ所属の複数クラブが関心。2025シーズンに14ゴールを挙げている同選手の移籍金は1000万ユーロ(約17億円)に設定されているというが、すでにオーストリア1部レッドブル・ザルツブルクからのオファーを拒否。ザルツブルクは移籍金6,500万スウェーデン・クローナ(約10億円)を提示していたというが、ヒュメットの放出が無ければ、プリスケの移籍金は高騰しなかったと考えられる。

 なお、ユールゴーデンIF所属選手では、小杉にも以前からステップアップ移籍の可能性が報じられている。すでにパリ・サンジェルマン(PSG)、セルティックなど複数クラブからの関心が取りざたされているが、ユールゴーデンIFは移籍金として900万ユーロ(約15億4,400万円)を要求しているという。