
プレミアリーグのマンチェスター・シティは中盤の強化を見据え、すでに新たな選手を注視しているようだ。代理人業界に近い関係者によれば、クラブは特定の若手に強い関心を示しているという。
UKメディア『CaughtOffside』によれば、その対象は、ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンに所属するMFアレクサンダル・パブロビッチだ。22歳のドイツ人は欧州でも高く評価される存在で、シティは同選手をスペイン代表MFロドリの長期的な後継者として見ている。ロドリは近年シティの指揮官であるジョゼップ・グアルディオラ監督の戦術において中盤の要として機能してきたが、今後数シーズンで退団の可能性が取り沙汰される中、クラブは後任候補を明確にリストアップしているようだ。
パブロビッチは今2025/26シーズンにここまで6試合に出場し1ゴールを記録。同メディアによると、シティは1月の移籍市場で4,500万〜5,000万ユーロ(約78億〜約87億円)規模のオファーを準備しているとのことだ。グアルディオラ監督は、パブロビッチが持つ試合のリズムをコントロールする能力やパスレンジ、フィジカルの強さを高く評価しているようだ。
一方でシティは同選手獲得の競争に直面している。セリエAのユベントスは中盤再建の一環としてパブロビッチを注視しており、リーグ・アンのパリ・サンジェルマンも同選手に関心を寄せている。さらに、過去にはシティのライバルであるマンチェスター・ユナイテッドも名前が挙がったことがある。
急速に評価を高めるパブロビッチは欧州で最も注目される若手MFの一人で、複数クラブが争奪戦を繰り広げる構図となっており、今後の動向から目が離せなそうだ。
コメントランキング