Jリーグ アルビレックス新潟

新潟ブーダが入江徹監督と激論!?移籍金1.7億円超も不発。名古屋戦で…

アルビレックス新潟 写真:Getty Images

 アルビレックス新潟は9月23日に行われた明治安田J1リーグ第31節で、J1残留争いのライバルである名古屋グランパスに0-0と引き分け。J1最下位とチーム状況が芳しくないなか、途中出場のFWアブデルラフマン・ブーダと入江徹監督のやり取りが話題になっている。

 ブーダは0-0で迎えた60分からピッチに立ったものの、一度もシュートを放てず。ボールタッチ10回、クロスや決定機演出のパスもなく、攻撃面で効果的なプレーができなかった。

 不本意なパフォーマンスに終始したブーダだが、試合終了後にピッチサイドで入江監督と激しい口調で会話する姿が確認されている。戦術ボードを持った指揮官と複数人のコーチングスタッフがいる中、戦術に関して自らの主張を伝えたとみられるが、このやり取りから選手と監督の関係性が浮き彫りとなっている。

 新潟は9月20日開催の横浜FC戦で0-1と敗れた後に声明を発表。「私たちは残り8試合、残留に向けて勝点を積み重ねるために、全員が一つになり全力で戦い抜きます。苦境にある私たちを、それでも『新潟の希望』『新潟の未来』と呼んでくださる皆様の想いに応えるために、明日の名古屋戦にすべてをかけて挑みます」と、ファン・サポーター等に約束していた。

 スウェーデン1部ハンマルビーIFからの移籍金が100万ユーロ(約1億7,300万円)と報じられているブーダは、8月11日に行われたセレッソ大阪戦でフル出場し、J1リーグデビューを飾ると、その後もリーグ戦5試合つづけてフル出場したが、チームは同選手がスタメン出場した6試合で1分5敗。名古屋戦を含めた直近4試合ではいずれも無得点であるだけに、入江監督が新戦力のポテンシャルを活かし切れていないとも言えそうだ。