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ラッシュフォードの希望は叶うかは微妙?バルセロナに打撃

マーカス・ラッシュフォード 写真:Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)からバルセロナ(スペイン1部)にレンタル移籍中のイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードだが、選手の希望が叶うかは微妙な状況となっているようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

 昨年11月に就任したルベン・アモリム監督の構想から外れたラッシュフォードは、昨季後半戦は下部組織時代から過ごしたいとユナイテッドを離れてビラにレンタル移籍。今夏にユナイテッドへレンタルバックしたものの、バルセロナへのレンタル移籍が決まった。

 その新天地ではチャンピオンズリーグ(CL)初戦のニューカッスル・ユナイテッド戦ではチームを勝利に導く2ゴール。選手本人もスペインでの時間を楽しんでおり、選手として成長できていると公言している。

 しかし、ラ・リーガはバルセロナの給与上限を4億6300万ユーロから3億5100万ユーロへと削減を発表。その背景としてバルセロナがカンプ・ノウのVIPホスピタリティボックスに関する会計処理や、スタジアム改修による収入があげられている。

 今夏にスペイン人GKジョアン・ガルシアを獲得したバルセロナがラッシュフォードを完全移籍に切り替えるためには、新たな収入源を見つけるか、選手を売却する必要があるとのこと。ただ、バルセロナ内部ではカンプ・ノウの回収が終われば、収入が回復すると見込んでいることから新たな給与上限を問題視していないようだ。