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アルゼンチン戦なしか!日本代表、ブラジル戦とのチケット価格比較で見える対戦国とは?

日本代表 写真:Getty Images

 サッカー日本代表「森保ジャパン」は、9月に行われた国際親善試合(対アメリカ代表、メキシコ代表)を1分1敗で終了。10月にブラジル代表との直接対決を控える中、日本サッカー協会(JFA)は11月18日に国立競技場で開催されるキリンチャレンジ2025(対戦国未定)のチケット発売概要を公式発表。初期設定価格を踏まえると、FWリオネル・メッシ擁するアルゼンチン代表との対戦はないものとみられる。

 国立開催のキリンチャレンジ2025のチケットは、9月13日10時からJFAチケットにて先着制、ダイナミックプライシング(価格変動制、DP制)による一般発売を開始。カテゴリー5北・南・アウェイエリア(ゴール裏)で大人1名あたり6,800円、カテゴリー4(ゴール裏 北3層、南3層)で7,800円、カテゴリー1(メインスタンド1層、バックスタンド1,2層)で17,000円などと設定されている。

 一方、東京スタジアムで行われるブラジル戦のチケットは、8月9日から「対戦国未定」として販売を開始。初期設定では、カテゴリー6(ゴール裏 ・北下層/上層・南下層・南下層アウェイエリア)で大人1名あたり8,200円、カテゴリー5(ゴール裏・南上層)で9,900円、カテゴリー1メインスタンド1層、バックスタンド1層)で21,400円などとなっていた。

 国立開催のキリンチャレンジ2025のチケット設定価格は、ブラジル戦発売前の価格と比べて幾分安い。JFA公式サイトで「本試合の対戦国はまだ決まっていないため、販売開始価格の算出には対戦国に関する情報は考慮されておりません」と記載されているとはいえ、アルゼンチンがブラジルに匹敵するほどの強豪国であるだけに、水面下でアルゼンチン開催にむけての動きがある場合は、ブラジル戦と同水準の価格に設定されるところだ。

 アルゼンチンとマッチメイクする可能性は以前報じられていた。しかし、ブラジル戦との比較でやや低い価格設定を踏まえると、対戦国がコロンビア、ウルグアイなど、ブラジルやアルゼンチンよりもやや地力が劣るチームにであるかもしれない。

 なお、アルゼンチン『TyCスポーツ』のガストン・エドゥル記者は8月中旬、同国代表が11月の国際Aマッチ2試合でアンゴラ代表、カタール代表と対戦すると報道。カタールは10月にW杯アジア4次予選を戦うため、この予選の結果次第がマッチメイクを左右するとみられるが、いずれにしても日本と対戦する可能性は現地で報じられていない。