
明治安田J1リーグ第6節の浦和レッズ戦で引き分けた鹿島アントラーズ。Jリーグの第1登録期間(ウィンドウ)終了まで残り数日であるなか、MLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)所属クラブから元U21スペイン代表MFカルレス・ヒルを獲得する可能性が、海外で報じられている。
海外メディア『Markaj News』は3月16日、独自に入手した情報として「カルレス・ヒルはMLSイースタンカンファレンスのクラブ(ニューイングランド・レボリューション)で不満を抱いている」とリポート。「(16日開催の)ニューヨーク・シティ戦後に動揺を隠せなかった彼は、鹿島へ放出される可能性がある。日本の移籍期間が残り9日となった今、鹿島は彼にかなり興味を持っていると報じられている」としたが、移籍交渉やオファーの有無は伝えていない。
現在32歳のヒルは、身長171cmで左利きのミッドフィルダー。バレンシアの下部組織出身であり、2015年1月にアストン・ヴィラへ完全移籍も、わずか1年半でデポルティーボ・ラ・コルーニャへ。2019年1月まで、元日本代表MF柴崎岳(現鹿島)と同じく、ラ・リーガやスペイン2部リーグの舞台でプレーしていた。
現所属クラブのニューイングランド・レボリューションでは、2019シーズンから在籍。2025シーズンもMLS開幕から4試合つづけてキャプテンマークを巻いてスタメン出場も、チームは1分3敗と白星なし。16日のニューヨーク・シティ戦終了直後にはピッチ上でうつむくなか、チームメイトやコーチングスタッフから声を掛けられている。
なおドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、ヒルとニューイングランドの契約期間は2026年12月までとのこと。FWレオ・セアラをはじめ外国籍選手を5名擁している鹿島だが、果たして駆け込み補強に動くことはあるのだろうか。
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