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FC東京MF橋本拳人退場ならず。アビスパ福岡戦の清水勇人主審に異論相次ぐ

橋本拳人 写真:Getty Images

 明治安田J1リーグ第6節のアビスパ福岡対FC東京が3月15日、福岡のホームであるベスト電器スタジアムで開催。清水勇人が主審を務めたが、同氏の一部ジャッジを巡り異論が噴出。地上波放送で解説を担当した日本代表OB松木安太郎氏のコメントにも注目が集まっている。

 アクチュアルプレーイングタイム(APT)の増加などを目標にファウル判定基準が変更となる中、両チームあわせて23個のファウルととった清水主審。ただイエローカードはMF橋本拳人(FC東京)に対する1枚のみであり、レッドカードの提示はなかった。

 ただファン・サポーター等の間で話題になっているのは、0-0で迎えた46分のシーン。橋本がセンターサークル付近でボール回収を試みた際、FW紺野和也(福岡)と接触。この時、紺野が先にボールに触れた直後、橋本は左足で紺野の左足を踏みつけていた。

 清水主審は福岡にフリーキックを与えたものの、橋本にイエローカードを提示せず。ただインターネット動画配信サービス『DAZN』で解説担当の中払大介氏は、「入れ替わるところなので、交わされて手で止めにいっているので、カードが出てもおかしくない」とコメントしている。

 その橋本は前半に1枚イエローカードを貰っていただけに、ネット上では同選手の退場を主張する意見が挙がっているほか、2枚目のイエローカードを提示しなかった清水主審のジャッジに対する異論も。他のシーンにおいても、同主審のレフェリングを疑問視する声が相次いでいる。

 またKBC九州朝日放送の中継で解説を担当した松木氏は、何度も審判のジャッジやレフェリングに苦言。「審判いらないじゃん」というコメントも飛び出しただけに、視聴者等の反響を呼んでいる。