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元柏レイソル・甲府FWクリスティアーノ所属クラブがC・ロナウド獲得狙う

クリスティアーノ・ロナウド 写真:Getty Images

 かつて栃木SC、ヴァンフォーレ甲府、柏レイソル、V・ファーレン長崎に在籍していたブラジル人FWクリスティアーノは先日、ブラジル4部AAポルトゥゲーザと契約延長で合意。そのポルトゥゲーザが、サウジアラビア1部アル・ナスル所属FWクリスティアーノ・ロナウドの獲得を狙っているという。

 ポルトゥゲーザのオーナー兼CEO(最高経営責任者)であるアレックス氏は3月1日、米メディア『CNN』ブラジル版のインタビューで「ロナウドは今日のサッカー界で最も偉大な人物だ」と、ポルトガル代表ストライカ-に言及。「(彼の獲得に向けて)どこかのタイミングで話し合う必要があるのは明らかだ。我々はポルトガル人選手を通じて、ブラジルとポルトガルの間に橋をかけることだ」と語ったほか、ポルトガル代表FWナニの獲得に動いた過去も告白。ナニに対しては2024年末に3か月間の短期契約でオファーを提示したが、同選手は現役引退を決断している。

 スポルティングCP、マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード、ユベントスに在籍していたロナウドは、2023年からアル・ナスルでプレー。同選手とアル・ナスルの契約期間は2025年6月までだが、一部では退団の可能性も報じられているほか、一時Jリーグクラブへの移籍も噂された。

 一方でクリスティアーノは2012年12月にオーストリア1部レッドブル・ザルツブルクから栃木へ移籍した後、日本で10年以上にわたりプレー。甲府、長崎退団後の2024年3月末にブラジル4部パラナ・クルーベへ加入すると、公式戦11試合の出場で4ゴール1アシストをマークするなど、パラナ州選手権優勝に大きく貢献している。

 そして2024年8月にパラナ・クルーベからポルトゥゲーザへ移籍すると、新天地でも必要不可欠な戦力として機能。2024シーズンのコパ・パウリスタ(ブラジル国内カップ戦)で4ゴールを挙げ、チームをベスト4へ導くと、2025シーズンもリオデジャネイロ州選手権10試合のスタメン出場で3ゴール1アシスト。3月5日にクラブと新たに2026年末までの複数年契約を結んでいる。