日本代表・海外組 海外日本人選手

古橋のレンヌ移籍発表が停滞していた理由とは?ジョタ獲得金も明らかに

古橋亨梧 写真:Getty Images

 リーグ・アンのスタッド・レンヌが1月27日、スコティッシュ・プレミアシップのセルティックから日本代表FW古橋亨梧の獲得を発表した。22日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でセルティックがヤングボーイズに勝利(1-0)した直後から、古橋のレンヌ移籍が急速に進展した形だ。

 セルティックとレンヌが移籍金で合意するや否や、古橋がプライベートジェットでレンヌに向かった写真が流出し、古橋のセルティック退団が一気に現実味を帯びていた。しかし、その後は事態が沈静化し、ファンの間では移籍発表がないことについて話題となっていたが、その背景には明確な理由があったという。

ショー、最近の負傷からの復帰後、マンチェスター・ユナイテッドのトレーニングに復帰
Keep WatchingNext video in 8 seconds
 

 27日にはセルティックがレンヌからFWジョタの獲得も発表したが、フランスメディア『Ouest France』によると、セルティックがこれを古橋のレンヌ移籍発表と同時に行うことを希望していたために遅れていたようだ。この戦略は、エースであった古橋の移籍による影響を和らげるためのものであり、かつて同クラブでサポーターから絶大な支持を受けていたジョタ(2021-2023)の復帰を発表したことで、ファンの動揺を抑えようとしていたとのことだ。

 また、セルティックがジョタ獲得に支払った金額は、約670万ポンド(約14億円)と伝えられており、約18か月前に2,500万ポンド(約48億2,466万円)でアル・イテハド(サウジアラビア)へ同選手を売却していたため、1,900万ポンド(約36億6,234万円)近い利益を得て再び獲得したということになる。