
明治安田J2リーグのRB大宮アルディージャが、今夏の移籍市場で大型補強へ動く可能性が浮上していることが分かった。
関係者によると、大宮は国内外で実績のある有名選手の獲得を模索しており、外国人選手に関してはレッドブルグループに関係する選手を含めてリストアップしているようだ。日本人選手についても、J1で長年プレー経験があるベテランで知名度の高い選手を加入させるために動いているという。
大宮は大手エナジードリンクメーカーのレッドブル社がクラブの経営権を取得し、2024年11月6日に行われた会見でクラブプロパティを発表。ファン・サポーターには一部ネガティブな反応を示す者もいたが、資金力アップによる戦力強化や注目度の増加等期待の声も挙がっている。J1、J2、J3の全60クラブの中で、今季トップレベルに注目されているクラブと言えるだろう。
大宮は2025シーズンの新戦力として、横浜FCからブラジル人FWカプリーニと同DFガブリエウ、京都サンガからFW豊川雄太、MF谷内田哲平を獲得。その他、2024シーズンは期限付き移籍でプレーしていたMF泉柊椰(ヴィッセル神戸)と元日本代表FW杉本健勇(ジュビロ磐田)が完全移籍へ移行した。提携している東洋大学から加入したMF中山昂大ら新卒も含め、11選手を獲得している。
さらにJ1、J2など複数クラブからオファーを受けていたU-19日本代表DF市原吏音も、同クラブへの残留を決断した。新たな体制で臨む大宮の2025シーズン開幕戦(2月15日対モンテディオ山形)には、レッドブルグループのサッカー部門責任者を務めるユルゲン・クロップ氏が視察することも発表されている。今季の戦いに注目していきたい。
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