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古巣・愛媛FC訪問の裏で…ザルツブルク川村拓夢に異変?広島復帰論も

川村拓夢(サンフレッチェ広島在籍時) 写真:Getty Images

 レッドブル・ザルツブルク所属の日本代表MF川村拓夢が、古巣である愛媛FCを訪問。オーストリア1部リーグの中断期間を利用して帰国しているが、同選手のSNSアカウントにおける異変が話題に。一部からサンフレッチェ広島復帰待望論も湧き起こっている。

 現在25歳の川村は、愛媛FCや広島で主力選手として活躍すると、2024年1月1日の国際親善試合タイ戦でA代表デビュー。同年6月に広島からザルツブルクへ完全移籍し、ザルツブルクと4年契約を結んでいる。

 しかし加入1か月後に左膝内側靭帯断裂という大怪我を負うと、およそ3か月にわたり戦線離脱。12月4日のリーグ戦で新天地デビューを飾ると、10日開催のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)パリ・サンジェルマン戦でも81分からプレーしていた。

 愛媛FCは23日、クラブ公式Xアカウントで川村のクラブ事務所訪問をファン・サポーターに報告。日本代表アタッカーに対する励ましや感謝のメッセージが寄せられているが、同選手のインスタグラムアカウントでは23日までにザルツブルクに関する投稿がすべて削除されている。

 この投稿削除を受けて、ネット上では「海外でのインスタも全部消している!どういうこと?」「謎の投稿削除だ…」など驚きの声が。広島時代の投稿しかアップされていないだけに、一部から「広島復帰ある?」「川村、サンフレッチェ広島に戻ってきて!」という声が挙がる一方で、「川村は来年、クラブW杯でプレーしてほしい」「まだ戻ってきてほしくない」といったコメントも見受けられる。

 ザルツブルクでのデビューから1か月も経っていないことにくわえて、2028年6月までの契約締結を踏まえると、わずか半年でのJリーグ復帰は非現実的と思われる。ただそれでも、本人のSNS投稿削除が何を意味するのか、多くのファン・サポーターが気にしているはずだ。