エディオンピースウイング広島の開業により、莫大な資金を手に入れたサンフレッチェ広島。横浜F・マリノスからGKポープ・ウィリアムを獲得する可能性が報じられていることを巡り、ファン・サポーターの間で様々な意見が挙がっているほか、日本代表GK大迫敬介の将来的な海外移籍を予想する声も湧き起こっている。
現在30歳のポープは、東京ヴェルディ、FC岐阜、川崎フロンターレ、ファジアーノ岡山、大分トリニータ、町田ゼルビアに在籍。2023シーズン終盤に町田でGK福井光輝に正守護神の座を譲ると、同シーズン終了後に横浜FMへ完全移籍している。
その横浜FMでは、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023/24シーズンのノックアウトステージにおける好パフォーマンスもあり、レギュラーに定着。ただJ1リーグでは、25試合のスタメン出場で40失点。夏場の負傷離脱もあり、シーズン終盤にはGK飯倉大樹にスタメンを譲っていた。
報道によると、広島はポープの獲得で横浜FMと合意したというが、これには賛否含めて様々な反応が。「大迫の控えとして、かなり良い補強」「実力的にはACLで活躍したから文句はない」「ACL2やACLEを戦うことを踏まえると、ポープは広島にとって必要な戦力」など前向きなコメントがある一方で、「SNSで余計な発言をしないか心配…」などと、過去のSNS投稿を巡る騒動が再び話題になっている。
またポープの移籍報道を受けて、広島サポーターの関心は大迫の将来にも及んでいる。ネット上では「大迫の海外移籍近いかも」「ポープがどうこうより、大迫の今冬の海外行きが濃厚じゃないか」と2024シーズン終了後の海外挑戦を予想する声にくわえて、「今冬はなくても来夏以降いつ大迫に海外オファー来るか分からないから、それに備えてポープを獲得するのでは」といった意見もある。
なおポープは東京V時代に、菊池新吉氏(現広島GKコーチ)の指導を受けていた。それだけに、師弟関係である菊池氏と再会の可能性をさらなる成長の機会と捉えるファン・サポーターの声も見受けられる。
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