鹿島アントラーズ所属FW鈴木優磨とMF知念慶は、2024シーズンのJリーグ優秀選手賞を受賞。知念はベストイレブンにも選出されたが、12月8日開催のJ1最終節・町田ゼルビア戦で鹿島残留の意向を明言している。
クラブ公式YouTubeチャンネルで14日に公開された「Ep.40 MATCH DAY supported by JVCKENWOOD|12/8 vs FC町田ゼルビア」では、試合後の選手の様子を広報カメラが捉えている。
鈴木はピッチからロッカールームへ向かう際、「最終節勝てましたけど、優勝できていないので、それは来年必ず返します」とコメント。鹿島の一員として2025シーズンのタイトル獲得を狙うことを強調している。
知念は「今季2回負けている相手だったので、皆かなり気合いが入っていた。良いゲームができたかなと思います」などと、町田戦を回顧。「今季自分たちの目指していた結果は得られませんでしたけど、最終節ホームでこうやって良い形で終われましたし、今季勝てなかった町田にも良い勝ち方ができたので、来年に繋がる勝利でしたし、来年また一緒にタイトル目指して戦ってほしいなと思います」と、ファン・サポーターにメッセージを送っている。
ストライカーからボランチへのポジション変更によりブレイクした知念だが、12月10日に行われたJリーグアウォーズでは「来年は、センターバックにチャレンジしたいと思います」といったジョークも。鹿島の公式Xアカウントでは、表彰式後の様子が動画でアップされているが、同選手は自身の今後についてこう語っていた。
「ベストイレブンになったことで周りからの目も厳しくなると思いますし、僕自身気を引き締めて、今年よりもパワーアップした姿を見せないといけないと思っているので。タイトルを獲るために、もっと貢献したいなと思います」
両選手のコメントを受けて、「心強い言葉をありがとう」「鈴木も知念も鹿島残留だ!」「鹿島残留じゃないと、広報も動画でアップしないはず」など、多くのファン・サポーターが残留を確信している。
なお鹿島は12日、2024シーズンまで川崎フロンターレを率いていた鬼木達氏の監督就任を公式発表。川崎所属選手を獲得する可能性を指摘する声も挙がっているが、2025シーズンも鈴木と知念が中心選手であることに変わりはなさそうだ。
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