スコティッシュ・プレミアシップで首位に立つセルティックは、12月7日にハイバーニアンとの試合に3-0で勝利し、2位アバディーンとの勝ち点差を11に広げた。セルティックは開始6分でMFアルネ・エンゲルスが先制し、後半には相手のオウンゴールが加わった。さらに、日本代表FW古橋亨梧が決定的な3点目を決めて勝利を確実なものとした。このゴールは試合結果には大きな影響を与えなかったものの、見事なプレーで観衆を魅了した。
その古橋が今2024/25シーズンにセルティックの勝利に大きく貢献した重要なゴールが3つあることをUKメディアが指摘している。まず、9月18日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のスロヴァン・ブラチスラヴァ戦(5-1)のゴールだ。後半開始直後にセルティックの2点目を決めた古橋は、チームの緊張を和らげるとともに、その後の快勝につながる流れを作った。タイミングと展開を考えれば、このゴールが試合の鍵を握るものだった。
次に、9月1日のリーグでの宿敵レンジャーズ戦(3-0)でのゴールが挙げられている。この試合で古橋はセルティックの2点目を決め、レンジャーズを相手にチームがさらに優位に立つ結果となった。レンジャーズとの対戦はリーグの中でも特に注目される試合であり、古橋の活躍はチームの勢いを象徴するものと評価された。
最後に、10月19日リーグでの2位アバディーンとの首位の座をかけた1戦(2-2)でのゴールがある。この上位対決で古橋が決めた2点目は、セルティックが勝ち点1を確保する上で極めて重要な役割を果たした。結果的に引き分けに終わったものの、勝ち点を失わずリーグの首位を死守する上で欠かせない一撃だった。
11月の約1年ぶりの日本代表復帰以降好調の古橋は、セルティックの攻撃を牽引する存在であり、この3つのゴールが彼の価値を改めて象徴するものとなったようだ。
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