Jリーグ 柏レイソル

浦和移籍報道も。札幌戦スタメンの柏レイソルMFサヴィオに異変?

マテウス・サヴィオ 写真:Getty Images

 柏レイソルは12月8日に行われたJ1最終節で、J2降格が決まっている北海道コンサドーレ札幌に0-1で敗北。ジュビロ磐田がサガン鳥栖に敗れたことでかろうじてJ1残留を果たした中、ブラジル人MFマテウス・サヴィオの様子が話題に。同選手には浦和レッズ移籍の可能性が報じられている。

 直近2,3シーズンにわたり柏の主力選手として活躍しているサヴィオ。今季はリーグ戦全試合スタメン出場で9ゴール7アシストをマーク。チームがJ1残留争いに巻き込まれる中でも、日本代表FW細谷真大とともに攻撃陣を引っ張っていた。

 J2降格ラインから勝ち点差3の中で迎えた札幌戦でも先発出場したサヴィオだが、マッチアップするDF馬場晴也を前に苦戦。本来のパフォーマンスは影を潜め、90分でピッチを後にした。

 試合後、ネット上では「サヴィオどうしたんだろう…?」「サヴィオのプレーから覇気が感じられなかった」「今日の完全に気持ち切れたサヴィオは見たくなかった」といった声が。同選手への批判も見受けられる一方で、一部のファン・サポーターは「サヴィオは調子悪かったかトラブルを抱えていたかと思っている」「サヴィオはコンディション怪しかったのでは?」などと不調だった原因を探っている。

 一方で報道によると、浦和レッズが来季の新戦力としてサヴィオの獲得に動いているとのこと。以前から柏退団の可能性が取りざたされているだけに、「あの態度だとサヴィオは移籍かな」「本当にサヴィオとお別れしそう」と、今冬移籍を覚悟するコメントも挙がっている。

 なおサヴィオは2024年3月、ブラジルメディア『グローボ』のインタビューで「僕は柏レイソルで満足している。2026シーズン終了後まで契約は残っているし、ここを離れるつもりはない」と、クラブとの契約内容の一部を明かしていた。サヴィオと同じく攻撃陣の中心選手である細谷にも移籍の可能性が取りざたされているだけに、柏には厳しいオフが待ち受けているかもしれない。