Jリーグ 移籍

J2昇格に貢献。FC今治ヴィニシウスに移籍の憶測が…19ゴールでJ3得点王

FC今治 写真:Getty Images

 FC今治所属のブラジル人FWマルクス・ヴィニシウスは、チームのJ2昇格に大きく貢献。J3得点王に輝いたが、一部で今冬移籍の可能性が取りざたされている。

 現在26歳の同選手は、ブラジル国内の複数クラブの渡り歩いた後、2022年2月に今治へ加入。来日1年目からJ3リーグで9ゴールを挙げるなど、絶対的ストライカーとして活躍すると、今季はリーグ戦34試合のスタメン出場で19ゴールをマーク。11月10日のガイナーレ鳥取戦でハットトリックを達成し、今治のJ2昇格を決めたほか、FW藤岡浩介(FC岐阜)とともにJ3リーグ得点王のタイトルを獲得している。

 11月24日のテゲバジャーロ宮崎戦をもって、2024シーズンの全日程を終えたヴィニシウスだが、28日のSNS投稿でも話題に。学校で自身の子供に対するお別れ会が行われており、その時の様子をストーリーズにてアップ。ネット上では「ヴィニシウス退団なのかな?」「ヴィニシウスの投稿が気になる…」といった声が挙がっている。

 来日1年目から結果を残すなど、日本サッカーへの適応力の高さを見せていたヴィニシウス。同選手の去就報道は現時点でないものの、J3での実績が評価されて、他のJリーグクラブからオファーが届いた可能性も考えられる。

 なお今治所属の外国籍選手では、ブラジル人MFロドリゴ・アンジェロッティが契約満了により退団。かつてアビスパ福岡でプレーしていたGKセランテス、MFトーマス・モスキオン、FWウェズレイ・タンキの去就については、11月30日時点でクラブからの公式発表がない状況だ。