
11月23日に行われた天皇杯決勝でガンバ大阪を下し、優勝を果たしたヴィッセル神戸。AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)2024/25シーズンも戦うなか、2025シーズンの明治安田J1リーグ試合日程の公式発表を受けて、同クラブの過密日程が話題になっている。
Jリーグは11月25日、2025シーズンの大会方式や日程を発表。J1開幕節が2月14日と例年よりも1週間程度前倒しとなったほか、YBCルヴァンカップに関しては、FIFAクラブワールドカップ、ACLE出場4クラブ(神戸、川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、浦和レッズ)がプライムラウンドから出場することになった。
また前年度のJ1優勝クラブと天皇杯覇者が対戦する「FUJIFILM SUPER CUP」は、2月8日に国立競技場で開催。神戸がJ1で優勝した場合は、J1で2位のクラブが神戸と対戦することになる。
FW武藤嘉紀、DF酒井高徳、DFマテウス・トゥーレル、FW大迫勇也、MF山口蛍など、強力なメンバーを擁する神戸だが、2025年は2月はじめからいきなり過密日程の中で試合を消化することに。8日に「FUJIFILM SUPER CUP」を終えると、そこから中2日でACLE上海海港戦に臨む。そして14日、もしくは15日にJ1開幕戦へ臨むが、18日には敵地でのACLE上海申花戦が。長距離移動を経て、22日、もしくは23日にJ1第2節を戦う。
2025シーズン開幕からいきなり2週間で5試合をこなすというスケジュールに、ネット上では「いきなり5連戦は大変」「選手が怪我しないか心配…」「あまりにも過酷すぎる」といった声が。中には「試合日程を考え直してほしい」「神戸がJ1優勝した場合、スーパー杯の開催を中止した方が良いのでは」などと、Jリーグに対する注文も見受けられるなど、神戸の過密日程を巡り議論が白熱している。
AFC主催大会がすでに秋春制へ移行している一方、2025シーズン終了までは春秋制を採用しているJリーグ。カレンダーの違いも、神戸にとって厳しい戦いを強いられる要因のひとつであるかもしれない。
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