公式戦2連敗だったレアル・マドリードだが、9日に行われたラ・リーガ第13節のオサスナ戦ではブラジル代表FWビニシウス・ジュニオールのハットトリックなどで4-0で快勝。その一方で負傷者が続出する緊急事態となっている。
この試合では20分過ぎにブラジル代表FWロドリゴ・ゴエスが負傷でピッチを退くと、30分にはブラジル代表DFエデル・ミリトンも負傷交代。さらにスペイン人MFルーカス・バスケスも足を痛めて前半でピッチを後にしている。
検査の結果、ミリトンはじん帯断裂の大ケガで今季絶望となると、バスケスも左足内転筋の損傷で1ヶ月程度の離脱。スペイン代表DFダニエル・カルバハルも10月に今季絶望の大怪我を負っており、長期離脱中のオーストリア代表DFダビド・アラバの復帰は2025年になってからとみられている。
右サイドバックを本職とする選手は不在で、センターバックでプレーな選手もドイツ代表DFアントニオ・リュディガーのみと守備陣が壊滅状態になっていることを受けて、マドリードは来年1月の移籍市場で守備強化に動くと見られている。
クラブレジェンドであるグティ氏が「センターバックと右サイドバックでプレーできて、フリーで獲得できる選手」と現在無所属の元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスの復帰を推奨していたものの、スペイン『アス』によればその可能性は限りなく低いようだ。
昨季は公式戦37試合で7ゴールを記録するなど、トップレベルであることを証明したラモス。2021年夏にマドリードを退団した際には「さよならではなく、また会おう」と発言していた、今後の動向に注目が集まる。
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