今季のプレミアリーグで5位に位置しているアーセナル(イングランド1部)だが、直近2試合は無得点で公式戦2連敗。本職とするセンターFWがブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスのみとなっていることもあり、攻撃面での問題が顕著となっている。
イギリス『メトロ』によれば、攻撃強化に乗り出しているアーセナルはアストン・ビラ(イングランド1部)でプレーするコロンビア代表FWジョン・デュランの獲得に乗り出している模様。今夏にチェルシー(イングランド1部)やウェストハム・ユナイテッド(同1部)からの注目を浴びたデュランはその後にアストン・ビラと2030年夏までの新契約を結んだ。
しかし、アーセナルはデュランの獲得に向けて移籍金4600万ポンド(約90億5000万円)のオファーを提示したという。ただ、アストン・ビラは移籍金7000万ポンド(約138億4000万円)を要求していることからこのオファーを拒否したという。
母国のエンビガドでプロキャリアをスタートさせたデュランは、シカゴ・ファイヤー(アメリカ)でのプレーを経て、2023年1月にビラへ加入すると、フィジカルや空中戦の強さ、推進力あるプレーを遺憾無く披露。今季はここまで公式戦16試合で8ゴールを記録している。
それにもかかわらず、プレミアリーグでのスタメン出場はなし。出場機会の少なさから不満をあらわにすることもあったが、コロンビア代表FWは「愛と憎しみの時は時々あるよ。彼にはとても感謝している。僕たちは多くの問題を抱えていたが、それは普通のことだ。実際は彼と一緒にここにいられて幸せだ」とウナイ・エメリ監督を賞賛している。
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