清水エスパルス所属のブラジル人FWルーカス・ブラガは、J1昇格・J2優勝に大きく貢献。ブラジル1部昇格を果たしたサントスから期限付き移籍中であり、完全移籍移行を望む声が多いものの、他クラブからオファーが届いているという。
2024年7月のスタッド・ランス戦で2ゴールと、日本代表FW伊東純也やFW中村敬斗を凌駕するパフォーマンスで注目を浴びていたルーカス。来日1年目ながらも、リーグ戦31試合のスタメン出場で8ゴールと、元日本代表MF乾貴士らとともに攻撃陣をけん引。10月27日開催のJ2第36節・栃木SC戦でもスタメン出場していた。
ルーカスの去就を巡っては、2024年夏にメキシコ1部クルブ・ネカクサとケレタロなど複数クラブからの関心が報じられた一方、サントスの会長が復帰の可能性を否定。サントスの専門サイト『santistas』は、買い取りオプションの設定額が150万ドル(約2億2000万円)だと伝えていた。
そんななか、ブラジルメディア『iG Esporte』は11月5日に「ルーカスには日本とブラジルのクラブが関心」とリポート。記事では「日本のクラブにくわえて、ブラジル国内クラブもルーカスの代理人に接触したが、まだ彼の去就は不透明だ」と綴られているが、獲得に興味を示しているクラブ名は明らかにしていない。
清水はJ1昇格により、補強予算増額の可能性も。それだけに、クラブ幹部がルーカスの慰留を優先事項として位置付けている可能性も考えられる。ファン・サポーターからも同選手の残留を願う声は多い。
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