ユベントス(イタリア1部)が、ガラタサライ(トルコ1部)でプレーするナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(25)の獲得に興味を持っているようだ。
2020年夏にリール(フランス1部)からナポリ(イタリア1部)に加わり、高い身体能力を生かしたダイナミックなプレーや豊富なシュートバリエーションを武器にクラブの優勝にも貢献したオシムヘン。昨季は負傷による離脱がありながらもリーグ戦A25試合で15ゴールを記録した。
そんなオシムヘンは昨年12月にナポリと契約延長をした際に今夏の移籍を容認するオプションが盛り込まれているとみられていたが、関心を示していたパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)やチェルシー(イングランド1部)への移籍が実現せず。欧州5大リーグの移籍市場が閉幕してからガラタサライへのレンタル移籍が実現した。
その新天地ではゴールこそないものの、ここまで公式戦3試合で4アシストを記録しているオシムヘンに対して、イタリア『トゥット・スポルト』によれば、ユベントスが関心を示している模様。レンタル先のガラタサライは完全移籍を希望しているが、買取オプションは付随しておらず、ナポリが要求する移籍金を用意できないようだ。
そのなかで、ユベントスは契約延長交渉が難航しているとされているセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチを希望額で売却できれば、新たなに7500万ユーロの契約解除金が設定されたオシムヘン獲得に必要な資金を捻出できるという。多くの不確定事項があるものの、オシムヘンの代理人とユベントスのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるクリスティアーノ・ジュントーリ氏は良好な関係を築いているようだ。
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