Jリーグ

【J1リーグ2024】第31節ベストイレブン&ハイライト。町田が手痛い無得点ドロー

山田楓喜 写真:Getty Images

MF:山田楓喜(東京ヴェルディ)

今季、すでに複数の直接フリーキックからのゴールを決めているMF山田楓喜が第31節のサガン鳥栖戦でまたも魅せた。前半の半ばに差し掛かる時間帯、ゴール正面の位置でフリーキックを獲得すると山田が得意の左足を振り抜き、ボールは壁の頭上を越えゴールへと吸い込まれた。美しいゴールで先制に成功した東京ヴェルディは終盤にも1点を加え2-0と完勝を収めた。

  • 最終スコア:2-0
  • 前節からの順位変動:東京V(6位→6位)、鳥栖(20位→20位)

トルガイ・アルスラン 写真:Getty Images

MF:トルガイ・アルスラン(サンフレッチェ広島)

この夏の加入から圧倒的な存在感を放ち続ける選手の1人MFトルガイ・アルスラン。第31節の横浜F・マリノス戦でも輝きを放っていた。先制するも早々に同点に追いつかれるゲーム展開の中、失点直後に思い切りよく右足を振り抜いて勝ち越しゴールをマーク。さらに前半終了間際にもグラウンダーのクロスを流し込んで3点目をもたらすなど、交代するまで圧巻の活躍で大勝に貢献した。


翁長聖 写真:Getty Images

MF:翁長聖(東京ヴェルディ)

東京ヴェルディはサガン鳥栖と対戦。2-0と前節に続く無失点勝利で終え、今季初の4連勝を果たした。前半MF山田楓喜の美しい直接フリーキックが際立った今節だが、MF翁長聖の活躍も忘れてはいけないだろう。ゲーム終盤、背後を取る動きから敵陣深くまで入り込みコーナーキックを獲得すると、その流れからクロスにニアへ飛び込んで追加点をマーク。守備でも相手の決定機で見事なゴールカバーを見せるなど、攻守両面で存在感を発揮した。


武藤嘉紀 写真:Getty Images

FW:武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)

直近3連勝中のヴィッセル神戸は、アウェーでアルビレックス新潟と対戦。ゲーム最終盤の劇的なゴールで3-2と逆転に成功し、連勝を4へと伸ばした。先制するも一時逆転を許す展開となった今節、後半逆転のきっかけとなるゴールを挙げたのがFW武藤嘉紀だ。後半も終盤に差し掛かる時間帯、スルーパスにオフサイドラインぎりぎりで抜け出しダイレクトで流し込んで同点ゴールをマーク。逆転優勝に向け、大きな1勝をチームにもたらす原動力となった。

  • 最終スコア:3-2
  • 前節からの順位変動:神戸(3位→3位)、新潟(10位→12位)

永井謙佑 写真:Getty Images

FW:永井謙佑(名古屋グランパス)

2連勝を狙う名古屋グランパスは川崎フロンターレと対戦。2-0と快勝を収めた今節、FW永井謙佑が持ち味を存分に発揮した。序盤から相手DFラインの背後を取る動き出しでチャンスに絡むと、前半のうちにロングボールから鮮やかなゴールを決め先制点をマーク。後半にはロングスローをダイレクトでエリア内へつなぎ追加点をアシストし、1ゴール1アシストの働きで勝利に大きく貢献した。

  • 最終スコア:2-0
  • 前節からの順位変動:名古屋(14位→8位)、川崎(13位→15位)

レオ・セアラ 写真:Getty Images

FW:レオ・セアラ(セレッソ大阪)

直近4連敗と苦しむセレッソ大阪は湘南ベルマーレと対戦。今節も先制点を許す厳しい展開となったが、前半のうちに逆転に成功。最後までリードを守り切って勝利を収めた。そんな逆転の立役者となったのがFWレオ・セアラだ。前半半ばの時間帯にゴール前でラストパスを流し込み同点ゴールを挙げると、直後には背後を取る動き出しから逆転ゴールをマーク。あっという間に2ゴールを挙げる活躍で、チームに第21節以来となる白星をもたらした。

  • 最終スコア:2-1
  • 前節からの順位変動:C大阪(11位→10位)、湘南(17位→17位)

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名前大島俊亮
趣味:サッカー観戦、ゲーム(スポーツ、シミュレーション、アクションなど)
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