Jリーグ 町田ゼルビア

町田オ・セフンが山下良美主審に不満?札幌戦でボール蹴り出すもカードなし

オ・セフン 写真:Getty Images

 町田ゼルビア所属の韓国代表FWオ・セフンは、9月21日に町田GIONスタジアムで開催された明治安田J1リーグ第31節の北海道コンサドーレ札幌戦でスタメン出場。札幌所属DF中村桐耶との接触シーンや、山下良美主審の判定に対する振る舞いで注目を集めている。

 ファン・サポーターの間で問題視されているのは、0-0で迎えた38分のシーン。町田はカウンターの場面で、FW中島裕希とオ・セフンが左サイドでパス交換。サイドライン際でオ・セフンが中村に身体をぶつけるも、中村が身体を入れてオ・セフンをブロック。オ・セフンは背後から中村を押し倒すと、山下主審はホイッスルを吹いた。

 その直後、オ・セフンは山下主審の判定に不満を抱いたのか、自身の左足からボールを逆サイドに向かって蹴り出す。中村はかかとを押さえながらピッチでうずくまる一方、山下主審はボールを蹴り出したオ・セフンに対してカードを提示しなかった。

 ネット上では、インターネット動画配信サービス『DAZN』の中継映像で当該シーンのみを切り取った動画が拡散。「ホイッスルの後にボールを大きく蹴り出したけど、オ・セフンにカード出ないんだ…」「オ・セフンにはイエローカード出すべきだったのでは?」と山下主審への批判が相次いでいる。

 また中村との接触以外にも、オ・セフンのプレーに対しては「荒すぎる」「肘打ちやめろ!」「オ・セフン怖すぎて、うちの選手が怪我させられないか今から心配」「岡村大八を投げ飛ばしている」といった否定的な声が挙がっている。

 町田がプレー強度の高さを武器とし、札幌のミハイロ・ペトロヴィッチ監督がマンツーマンディフェンスを敷いていることもあり、両チームの選手による激しい接触も見られた一戦。山下主審は両チームあわせて1枚しかカードを提示していないだけに、同主審のゲームコントロール能力に厳しい目が向けられている。