日本代表は9月に行われたFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選での連勝により、19日発表予定のFIFAランキングでアメリカ代表やメキシコ代表を抜いて16位に浮上。10月にはグループ屈指の難敵であるサウジアラビア代表、オーストラリア代表との対戦を控えているが、対戦国のFIFAランキングにおける下落幅が顕著になっている。
カタールW杯で強豪ドイツ、スペインを下し、2023年12月21日発表のFIFAランキングで16位のドイツから1.03ポイント差の17位につけていた日本。AFCアジアカップの準々決勝敗退もあり、2024年7月18日発表のFIFAランキングで18位に後退し、W杯開催国のアメリカ、メキシコをわずかに下回った。
しかし、サッカー専門サイト『フッティー・ランキング』によると、日本は9月開催のW杯アジア最終予選で中国、バーレーンに勝利したことで10.79ポイントを加算。アメリカとメキシコを抜かして16位に浮上したという。
そのW杯アジア最終予選では波乱が続出。サウジアラビアが格下のインドネシア代表相手に引き分けたほか、オーストラリアはバーレーン相手に敗れ、インドネシアにドローという結果に終わっている。
この波乱もあり、オーストラリアは前回のFIFAランキングから順位をひとつ下げて25位に。26.99ポイント減少と、AFC(アジアサッカー連盟)加盟国の中で最大の下落幅となっている。またサウジアラビアは、前回と同じく56位であり、1.86ポイントの加算にとどまった。
一方、最終予選のグループで日本と同居しているチームでは、インドネシアが台頭。前回のFIFAランキングから順位を4つ上げて129位となっているが、15.44ポイント加算とAFC加盟国の中で3番目の上昇幅だ。
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