川崎フロンターレからOHルーヴェンへ期限付き移籍中のDF大南拓磨は、9月15日開催のベルギー1部リーグ第7節のシント=トロイデンVV(STVV)戦でスタメン出場。パリ五輪U23日本代表GK小久保玲央ブライアン、日本代表DF谷口彰悟ら8選手による日本人対決で注目を集めたが、その裏でルーヴェンの幹部が大南にまつわるエピソードを明かしている。
ルーヴェンの公式YouTubeチャンネルでは、STVV戦前にSD(スポーツディレクター)へのインタビュー映像が公開。SDは大南が加入した時の出来事について、以下のように語っている。
「彼は水曜日か木曜日に到着し、土曜日(8月25日)のKVCウェルステロー戦でデビューした。試合前、彼は私にアウェイスタジアムまで移動するのに、どのくらい時間がかかるか尋ねてきた。彼はどこに到着したのか知らなかったんだ。ただそれでも、デビュー戦で素晴らしい印象を残したけどね」
このSDの発言を受けて、ベルギーメディア『Voetbal』は「SDが非常に面白い逸話を紹介した。大南がベルギーのことについてあまり理解していないことが明らかになった」と綴っている。
大南は8月31日の第6節・スタンダール・リエージュ戦で移籍後初スタメンで初ゴールをマーク。STVV戦でもフル出場したが、2ゴールを許して敗れている。新天地で早速レギュラー定着の可能性がある大南だが、さらにステップアップするためにもベルギーの文化や環境に慣れる必要がある。
コメントランキング