セリエA ユベントス

ユベントス、今夏本命のMFコープマイネルス獲得でアタランタとクラブ間合意か

トゥーン・コープマイネルス 写真:Getty Images

 ユベントス(イタリア1部)が、アタランタ(同1部)に所属するオランダ代表MFトゥーン・コープマイネルス(26)の獲得に迫っているようだ。

 オランダ代表として21キャプ2ゴールを誇るコープマイネルスは母国のAZでプロキャリアをスタートさせると、豊富な運動量や球際の強さに加え、高精度の左足のキックを最大の武器に2021年夏にアタランタへ加入。昨季はセリエA34試合で12ゴール5アシストの成績を残した。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、ユベントスは基本移籍金5200万ユーロ(約84億1000万円)にボーナス700万ユーロ(約11億3000万円)でアタランタとクラブ間合意に達したようだ。

 また、今年3月に「アタランタには夏に退団したいと伝えた。アタランタでは素晴らしい時間を過ごしたし、大金を手にすることを願っている」と今夏のステップアップ希望を明言していたオランダ代表MFには日本代表MF遠藤航が在籍するリバプール(イングランド1部)からの関心も浮上していたが、ユベントス移籍だけを望んでおり、5年契約を結ぶという。

 なお、チアゴ・モッタ新監督の下で新シーズンに臨んでいるユベントスは昨季限りでフランス代表MFアドリアン・ラビオが契約満了に伴い退団。その一方で、ブラジル代表MFドウグラス・ルイスやフランス代表MFケフラン・テュラムを獲得するなど、中盤強化に成功している。