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日本代表経験のあるGK中村航輔が所属するポルトガル2部のポルティモネンセは、現地時間8月25日、セルティック(スコットランド1部)からDF小林友希を完全移籍で獲得したと発表。契約期間は3年と報じられている。
しかし、その小林について、スコットランドのサッカーメディア『Football Scotland』は、セルティック側から公式な発表がなかったことに強く言及。「忘れられた男」として、かなり酷い扱いを受けての移籍劇だったことが伺える内容が綴られている。
「セルティックからは何の発表もないまま、小林はポルトガルの新しいクラブ、ポルティモネンセで週末にお披露目された」「セルティックはソーシャルメディアやクラブのウェブサイトで彼の退団について一切触れていない。24歳の小林はInstagramのプロフィールにポルティモネンセを追加することで移籍をさりげなく発表したが、セルティックからは沈黙が続いている」
「昨シーズン、ブレンダン・ロジャーズ監督の下で一度もプレーせず、余剰戦力とみなされた。セルティックでの将来がないことは明白だった」
現トッテナム・ホットスパー(イングランド1部)のアンジェ・ポステコグルー監督によって獲得された小林だが、スコットランドの地では1年半の在籍でわずか7試合に出場したのみとなっている。この苦難の時期を乗り越えて辿り着いたポルトガルの地でどのような未来が待っているのか、今後の展開が期待される。
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