日本代表・海外組 プレミアリーグ

2連敗クリスタル・パレス「鎌田には守備能力がない」不調チームの犠牲に?

鎌田大地 写真:Getty Images

 日本代表MF鎌田大地が所属するプレミアリーグのクリスタル・パレスは、日本時間8月24日の第2節でウェストハム・ユナイテッドをホームに迎えたが、0-2で敗れ2024/25シーズン開幕から2連敗と最悪のスタートとなった。

 第1節ではスタメンに名を連ねた鎌田だったが、第2節のウェストハム戦ではベンチスタート。63分に交代出場し、ボランチの一角としてプレーした。しかし、交代後10分以内に2点を奪われる後味の悪い結果となり、パレスの公式Instagramでは敗戦に反応したユーザーから守備力の低さを指摘されるコメントが散見された。

 「鎌田はクラブにきてから何もしていないし、私としてはベンチにいるべきだと思う」「鎌田との交代でMFジェフェルソン・レルマが退き、すぐに2ゴール」「鎌田の交代が理解できなかった。彼を中盤に投入したことで、相手に簡単に切り抜けられた」「前半は悪くなかったが、レルマが交代した後半に完全に崩れてしまった。鎌田には守備能力が全くない」

 さらに「グラスナーはなぜ気付かないのか。鎌田はディフェンシブなMFではなく攻撃的なMFなのに、レルマを鎌田に代えるえるなんて?それが愚かな決断だったことは、ロケット科学の知識がなくてもわかる」と、アイントラハト・フランクフルト時代から鎌田を理解しているはずのオリヴァー・グラスナー監督の批判にまで発展。一方で「鎌田は正しいポジションで使えば一級品だ」と擁護するコメントも見られた。

 調子のあがらないチームの犠牲とも思える状況の鎌田だが、次節の難敵チェルシー戦(9月1日)での活躍を期待したい。