ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)所属の日本代表DF板倉滉には、MF堂安律の古巣であるオランダ1部PSVアイントホーフェンへ移籍する可能性が浮上。すでにオファー提示が報じられているが、現地ではマンチェスター・シティ所属DFジョン・ストーンズとの比較論が湧き起こるなか、同選手の欠点が指摘されている。
2022年夏にマンチェスター・シティからボルシアMGへ完全移籍した板倉。加入1年目から守備陣の主力選手として活躍すると、昨季もAFCアジアカップ日本代表招集による離脱がありながらも、リーグ戦20試合の出場で3ゴールをマーク。8月23日の今季ブンデスリーガ開幕節レバークーゼン戦でもフル出場している。
同選手はボルシアMGとの契約を2026年6月まで残しているが、今年6月には1500万ユーロ(約24億7000万円)の契約解除条項が盛り込まれている可能性にくわえて、MF南野拓実擁するASモナコなど複数クラブからの関心が報じられていた。
すると、オランダメディア『Voetbal』が8月20日にPSVからの関心を報じると、24日には「PSVのテクニカルディレクターは、レバークーゼン戦を視察。すでに移籍金1150万ユーロ(約18億6000万円)のオファーを提示しており、今は返答待ちだ。ただボルシアMGはオファーを受け入れる可能性があり、合意間近とみられるほか、板倉本人もオランダ移籍に前向きである」と伝えている。
さらに同メディアは「板倉のボールを扱う技術は、ストーンズに似ている。中盤に入り込むこともでき、優れた能力を持った選手だ」とビルドアップ能力を絶賛。その一方で、「彼は怪我に悩まされてきた。イエローカードも貰いがちだ」と問題点を指摘することも忘れなかった。
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