セリエA ユベントス

ユベントス、ポルト快速FWコンセイソンのレンタル迫る!総額約16億円

フランシスコ・コンセイソン 写真:Getty Images

 ユベントス(イタリア1部)が、ポルト(ポルトガル1部)に所属するポルトガル代表FWフランシスコ・コンセイソン(22)の獲得に迫っているようだ。

 ポルトガル代表のレジェンドの1人でもあるセルジオ・コンセイソン氏を父に持つコンセイソンは、ポルトでプロキャリアをスタートさせると、アヤックスでのプレーを経て、2023年9月に復帰。スピードを生かしたドリブル突破を武器に昨季は公式戦43試合で8ゴール8アシストの数字を残した。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、ユベントスはレンタル料700万ユーロ(約11億3000万円)でポルトとクラブ間合意に達した模様。また、チアゴ・モッタ新監督のもとで今季に臨んでいるユベントスが来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した場合は追加で300万ユーロ(約4億8000万円)を支払う予定で買い取りオプションは付随していないようだ。

 なお、今季セリエA開幕戦で昇格組のコモに3-0で勝利して新体制で白星発進をしたユベントスは昨季の公式戦で10ゴールを記録したイタリア代表FWフェデリコ・キエーザが構想外に。バルセロナ(スペイン1部)からの関心が浮上している同選手に代わるウイングを探しているとみられている。

 そのほかに、フィオレンティーナ(イタリア1部)に所属するアルゼンチン代表FWニコラス・ゴンサレスや、衝突したエリック・テン・ハグ監督と和解したものの、今季は開幕戦から2試合連続でベンチ外となっているマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)のイングランド代表MFジェイドン・サンチョも候補に浮上している。