
マインツ所属MF佐野海舟が不同意性交の疑いで逮捕された過去を巡り、現地のサポーターから批判を浴びる中、実弟のU23日本代表MF佐野航大はオランダ1部NECナイメヘンで活躍。オランダ国内の識者から評価された一方、ステップアップ移籍が難しいとの見方もあるという。
AFC U20アジアカップ、FIFA U-20ワールドカップ出場という実績を持つ佐野航大。2023年夏にファジアーノ岡山からナイメヘンへ完全移籍すると、2023/24シーズンはオランダ1部リーグ24試合の出場で4ゴール1アシストをマーク。2024年1月以降はほぼ全試合スタメン出場と、中盤に欠かせない戦力として機能した一方、クラブ事情でパリ五輪U23日本代表には参加できなかった。
8月10日開催のオランダ1部リーグ開幕戦でゴールを決めるなど、好スタートを切っているだけに、佐野に対する現地の評価は高い。オランダ紙『Voetbal International』の編集長を務めるズワルト氏は22日に「ナイメヘンでの急激な成長ぶりを見ると、佐野は非常に完成度の高い選手だと思う」と評している。
ナイメヘンでは昨季後半から頭角を現していただけに、オランダ紙『AD』は今年3月に「彼の次のステップはPSVアイントホーフェン、フェイエノールト、アヤックスになるはずだ」とオランダ1部強豪クラブへ移籍する可能性を報じていた。しかし、ナイメヘンと2028年6月までの複数年契約を結んでいる佐野の去就について、ズワルト氏は「確かに完成度の高い選手だが、彼にとって残念なことに、ビッグクラブで彼のポジションに空席は全くない」と、しばらくナイメヘンでプレーする可能性を主張している。
パリ五輪でのプレーが実現しなかったとはいえ、MF藤田譲瑠チマやGK小久保玲央ブライアン(いずれもシント=トロイデンVV)らとともに、パリ世代屈指のタレントとして評価されている佐野、A代表のメンバー争いに食い込むだけのクオリティーを兼ね備えているだけに、ステップアップ移籍を望む日本のサッカーファンもいるはずだ。
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