フェイエノールト所属の日本代表FW上田綺世は、今月18日開催のオランダ1部リーグ第2節PECズウォレ戦で途中出場。ピッチに立つ直前の振る舞いが現地で話題になっている。
今季開幕戦につづき、ベンチスタートとなった上田。この一戦でもメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスが2ゴールを奪うなど、絶対的ストライカーとしてアピール。ライバルの好パフォーマンスをベンチから見つめていた。
すると、5-0と大量リードで迎えた83分から途中出場。上田は指揮官と言葉を交わした後、コーチングスタッフと4度も身体をぶつけ合い、握手を交わしているが、その時の様子を米メディア『ESPN』オランダ版の公式Xアカウントが投稿。「上田が途中出場にむけて、特別な準備をしている」と綴っている。
これにオランダメディア『Voetbal』は「上田はウォームアップ中に物議を醸す。コーチとともに4度のボディチェックを行った」と反応。ESPNで解説を担当していたヴィンセント・シルトカンプ氏は「このウォームアップで彼は何を得るつもりだ?」と驚きを隠せなかったという。また試合後のサッカー番組「This was the Weekend」でも、アヤックス、PSVアイントホーフェンOBのケネス・ペレス氏が「まるで人形劇のようであり、見せしめだ」と語ったとのことだ。
なお上田はおよそ10分間のプレーでノーゴール。チームは5-1と勝利したが、ヒメネスが今季も開幕からゴールを量産しているだけに、レギュラー奪取が難しい状況だ。
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