日本代表・海外組 海外日本人選手

日本代表で…長友佑都が一番やりづらい!ランス伊東純也「見えない所で…」

伊東純也 写真:Getty Images

 今年はじめに『週刊新潮』で性加害疑惑が報じられたものの、不起訴処分となったMF伊東純也(スタッド・ランス)。今月17日のリーグアン開幕戦におけるスタメン出場、そして今年9月に行われるFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選での日本代表復帰が期待される中、DF長友佑都(FC東京)の特徴に言及している。

 「PUMA JAPAN」の公式YouTubeチャンネルで今月16日に公開された「上達加速術」では、MF遠藤航(リバプール)やDFチェイス・アンリ(VfBシュツットガルト)とともに、星稜高校や鵬学園高校の選手たちを指導。「今までマッチアップした中で一番やりづらかった選手」を訊かれると、「そうだな…」と間を置いた上で「まあ、でも(日本代表での)練習中の長友さんかな」と笑みを浮かべながら回答。

 「めちゃくちゃ裏で引っ張ってくるし、相手の嫌なことをされるのがオフェンスは嫌だから。見えないところでめっちゃ突いたり、ユニフォームを引っ張ったり、ファウルにならないところで相手の嫌なことをするのは大事」と持論を展開している。

 長友のプレースタイルについては、昨年にサッカー系YouTuber『LISEM(リゼム)』の対談番組に出演した際にも言及。「今まで対峙して、一番1対1が強いと思った選手は?」という質問に「あまり敵のことを考えないので、あまりいないですね。(日本代表での)紅白戦の長友さんくらい。すぐ削ってくるんで、鬱陶しかったです。長友さんはガッツリきますね」と語っていた。

 なお、伊東は「縦へのドリブル突破で意識していること」を訊かれると、「最初にスペースがあるかどうかを確認して、相手のカバーが来ているかどうか見る。状況を見て、1対1で抜いても相手のカバーが来ていたら意味ないから、後ろの方まで余裕があったら見て、カバーに来ていなさそうだなと思ったら、縦でクロスを上げる」と、自身のプレースタイルをプロサッカー選手を夢見る高校生に伝授している。