日本代表DF板倉滉が、所属先のボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)で序列を下げている模様。以前にMF南野拓実擁するASモナコなど複数クラブからの関心が報じられていただけに、今夏移籍の可能性も考えられる。
ドイツ紙『ライニッシェ・ポスト』が今月11日に伝えたところによると、ジェラルド・セオアネ監督は2024/25シーズンのキャプテンにGKヨナス・オムリンとMFユリアン・ヴァイグルを選出。キャプテンを中心としたチーム評議会のメンバー入れ替えも行い、板倉ら複数選手を外したという。
またセオアネ監督は、今回のキャプテン選出、評議会メンバーの変更理由を説明。「選考はピッチ上でのパフォーマンスだけではなく、チームに求められる個性を重視した。前線で走り、責任感のある。チームに献身的に貢献する選手を選んだ」と語っているが、現地では波紋が広がっている模様。『ライニッシェ・ポスト』は「板倉ら評議会メンバーから外れた選手は、指揮官の求める資質がない」と伝えている。
昨季まで守備陣の中心選手として活躍していた板倉。ボルシアMGとの契約は2026年6月まで残っているが、今年6月には1500万ユーロ(約24億7000万円)の契約解除条項が盛り込まれている可能性が指摘されたほか、放出候補だと報じられていた。
一方、『ライニッシェ・ポスト』は先月はじめに「ボルシアMG幹部は板倉を守備陣の中心選手として評価しており、彼の残留を望んでいる」とリポート。契約延長交渉の可能性を報じていた。ただ今回の評議会メンバー落選を受けて、監督からの信頼度という観点から問題を抱えたとみられるだけに、今後移籍に向けての動きがあるかもしれない。
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