日本代表・海外組 リバプール

リバプール、遠藤航の移籍に関して決断か

遠藤航 写真:Getty Images

 イングランド・プレミアリーグのリバプールは、来月の移籍期限までに日本代表キャプテンMF遠藤航の退団を認める可能性が非常に低いと『Football Insider』が独占情報として報道した。

 同ウェブサイトによると、オリンピック・マルセイユ(フランス)が入札した約1200万ポンド(約24億6000万円)は、遠藤に対する評価額には到底及ばないとのこと。いずれにせよ、クラブとアルネ・スロット監督は、ボール奪取能力に長けた遠藤の退団によって中盤を弱体化させたくないと考えているようだ。

 しかし一方で、“遠藤は売りに出されている”という根拠のない情報が交錯しているのも事実だ。ちなみに昨夏(2023年)クラブが遠藤を獲得するためにブンデスリーガ(ドイツ1部)のVfBシュツットガルトに支払った額は1620万ポンド(約33億3000万円)と伝えられている。

 日本代表のキャプテンは2023年8月18日にシュツットガルトから移籍し、昨シーズンのリバプールのサプライズ移籍としてとりあげられた。移籍当初から数か月は、プレミアリーグのスピードやチームの戦術に慣れるのに時間を要したが、次第にフィットし替えの利かない選手へと成長を遂げた。遠藤の調子の良さも手伝って、チームはシーズン終盤まで優勝争いを繰り広げていたが、最終的にはリーグ3位でUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。

 遠藤が2024/25シーズンもリバプールのユニフォームに袖を通していることを信じたい。