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1991年から1994年にかけて読売サッカークラブ(現在の東京ヴェルディ)のフィジカルコーチを務めたブラジル人指導者のフラビオ氏が、同クラブとの契約時のエピソードやJリーグの発展に大きく貢献したネルシーニョ監督についての裏話を明らかにした。
フラビオ氏は読売の他にも北海道コンサドーレ札幌(1999)、浦和レッズ(2000-2001)、ヴィッセル神戸(2002-2003)のフィジカルコーチを務め、1995年から1998年にかけては日本代表の指導者として1998年のFIFAワールドカップも経験している。
フラビオ氏はペペ監督(ジョゼ・マシア)のコーチングスタッフとしてJリーグ設立前に初めて来日した。ブラジルメディア『Hora Campinas』のインタビューによると、読売と契約を交わす前にペペ監督から「欲しい金額(年俸)をメモに書いてシャツのポケットに入れておけ。いくら欲しいか尋ねられたらそれを見せればいい」と指示されたそうだ。
しかし、実際に読売の関係者と会うと、思った以上のオファー額に驚く。「読売は私に8,000ドル(当時約110万円)と複数の手当を提案してくれました。私はメモに5,000ドルと書いていた。そのメモは破り捨てたほうがいいと思ったよ」と笑いながら語った。
その後1993年にペペ監督はクラブを離れたが、フラビオ氏は読売(当時のヴェルディ川崎)に残り、新しい監督も紹介。その人物は後に名古屋グランパス(2003–2005)、柏レイソル(2009–2014、2019–2023)、ヴィッセル神戸(2015–2017)の監督を務め、Jリーグの発展に大きく貢献したネルシーニョ監督だった。
「実業家の納谷宣雄氏(三浦知良の父)に提案すると、彼はすぐネルシーニョと連絡を取った。そしてネルシーニョはその申し出を受け入れ、ヴェルディで大成功を収めた。彼は他のクラブでも活躍して日本のサッカー史に名を刻んだ優秀な監督だ」と当時を振り返った。
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