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神戸・名古屋?ガルディーノがJ挑戦へ「移籍金2億円超」バロテッリ獲得なしか

エバートン・ガルディーノ 写真:Getty Images

 元イタリア代表FWマリオ・バロテッリにヴィッセル神戸や名古屋グランパスなど日本国内複数クラブからの関心が報じられる中、ブラジル1部グレミオ所属FWエバートン・ガルディーノが、Jリーグ移籍に向っている模様。バロテッリの日本行きが現実的ではないとの声も挙がっているだけに、神戸や名古屋がガルディーノの獲得を狙っている可能性が考えられる。

 現在27歳のガルディーノは、身長177cmで左利きのアタッカー。ブラジル3部トンベンセFCからの期限付き移籍を繰り返す中、昨年1月にグレミオへ加入。2023シーズンのブラジル1部リーグ戦では28試合でプレーも、スタメン出場はわずか9試合。それでも6ゴール2アシストと存在感を発揮していたが、今季はここまでリーグ戦で4試合のスタメン出場にとどまり、ノーゴールと結果を残せていない。

 ブラジルメディア『Correio do Povo』は24日に「グレミオはガルディーノの放出にむけて、数日前から日本国内クラブと交渉している」とリポート。これによると、グレミオは2023シーズン終了後にトンベンセから同選手を移籍金150万レアル(約4000万円)で獲得。選手側はグレミオとの契約を2026年12月まで残す中、今夏移籍を望んでいるという。

 また、グレミオの移籍市場に精通しているディオゴ・ロッシ記者によると、グレミオはガルディーノの放出で移籍金800万レアル(約2億1700万円)を得る可能性があるとのこと。今年末までに1200万ユーロ(約20億円)の収益を確保する必要があるという中、獲得時の5倍以上で売却するチャンスを得ているようだ。

 一方でバロテッリの去就を巡っては、イタリアメディア『Tショット』は23日に「韓国国内クラブの他に、ヴィッセル神戸や名古屋グランパスを含む日本の複数クラブが、バロテッリの獲得に興味を示している」と報道。ただ、過去にピッチ内外で多くの問題を抱えていただけに、同選手のJリーグ挑戦の可能性には否定的な声が多い。バロテッリの移籍先候補に挙がっているJリーグクラブが、ガルディーノに関心を寄せている可能性も考えられるだけに、2選手の動向に注目が集まる。