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遠藤航よりリバプールと対戦したい!鎌田大地、日本人対決に「何とも思わない」ワケ

鎌田大地 写真:Getty Images

 プレミアリーグ(イングランド1部)クリスタル・パレス所属の日本代表MF鎌田大地が、日本メディアの一部報道に反応したほか、欧州の移籍市場に精通しているジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏の“誤報”による被害について語っている。

 同選手は今月20日に自身のYouTubeチャンネルを更新。クリスタル・パレス加入により、プレミアリーグでMF遠藤航(リバプール)、MF三笘薫(ブライトン)、DF冨安健洋(アーセナル)らとの対決する可能性について訊かれると、「ドイツの時もかなり聞かれたけど、日本人対決する前に『どうですか?』と。正直、日本人対決に何とも思わない」と回答。

 フランクフルト時代、日本メディアから必要以上に“日本人対決”を煽られたことを振り返るとともに、「日本人対決よりも、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、リバプールと対戦するのが楽しみ。これ以外の世界4大リーグのビッグクラブとは対戦しているし」などと、ビッグクラブとの対戦を待ちわびる自身の心境を明かしている。

 クリスタル・パレスでフランクフルト時代の恩師と再会した鎌田。昨年夏にはポルトガル1部ベンフィカ移籍間近だったものの、グラスナー監督からの説得を受けてフランクフルトに残留したが、「自分のパフォーマンスが良かったということもあるけど、干すとかも一切なく、(契約年数に関係なく良い選手を起用するという約束を)ずっと守ってくれた」と同監督の一貫した起用法を称えている。

 また、フランクフルト在籍時に何度も移籍報道が飛び交ったことに話題が呼ぶと、「移籍報道が出た時にチームが勝てなかったら、(ヘイトが)全部俺の方に来た。『チームに集中していない』と。ロマーノさんがちょっと誤報を流すから。(移籍が)決まっていないのに。流されたせいで、ファンのヘイトが全部俺に向っていた」と、ロマーノ氏のSNS投稿等により被害を受けたことを強調した。