かつて川崎フロンターレに在籍していた元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアンが、ブラジル2部コリチーバを退団。昨年までJリーグの舞台でプレーしていたこともあり、去就に注目が集まっている。
同選手は2019年から5シーズンにわたり川崎でプレー。2021シーズンには23ゴールでJ1得点王に輝くなど、J1連覇の原動力となっていたが、翌2022シーズンから出場機会が減少。コンディション不良に悩まされると、2023シーズンもリーグ戦12試合の出場で3ゴール1アシストと結果を残せず、同シーズン限りでチームを離れた。
今年2月にコリチーバへ加入したダミアン。母国での復活が期待されたが、今季はブラジル2部リーグ10試合のスタメン出場でわずか1ゴール。今月13日のCRB戦ではベンチ外となったが、この時点ですでに退団交渉が進んでいたという。
ブラジルメディア『Game Arena』は17日に「ダミアンは周囲から期待されたほどのパフォーマンスを発揮できなかった。クラブ幹部から契約解除を打診されると、数日間の交渉の末、17日に退団で合意に達した」とリポート。『Revista Colorada』は同選手の代理人の話として「数日以内の選手本人と会い、今後について話し合う予定だ。オファーは届いていない」と伝えており、現時点でJリーグ復帰の可能性は低いものとみられる。
なおダミアンは川崎退団後、浦和レッズや北海道コンサドーレ札幌、横浜FC、中国1部・上海海港の公式インスタグラムアカウントをフォロー。ネット上では「売り込みなのでは?」という声が挙がっていただけに、今年夏の動向から目が離せない。
コメントランキング