町田ゼルビア所属FW藤尾翔太は、6月30日開催の明治安田J1リーグ第21節ガンバ大阪戦でPKから勝ち越しゴールをマーク。東京ヴェルディにつづく「PK直前の水かけ行動」で注目を集めているが、同選手への批判に対して町田OBの増田繁人氏が疑問を投げかけた。
藤尾は59分にペナルティエリアで倒されてPKを獲得。ボールを持ったままゴール脇へ移動して給水ボトルを拾い上げた直後、G大阪所属DF中谷進之介に後ろからボールをはたかれた。しかし、ペナルティスポット付近でボールを拾って左腕で抱えると、右手にいろはすのペットボトルを持つ。そして水分補給を行った直後、ペットボトルの水をボールにかけた。
このボールを濡らす瞬間の画像がXで拡散されると、ファン・サポーターから賛否含めて様々な意見が。藤尾に対する批判や誹謗中傷メッセージも見受けられるなど、騒動に発展している。
そんな中、かつて2015シーズン、2017シーズン後半に町田でプレーしていた増田氏は、2日夜にXを更新。藤尾の画像が添付された投稿を引用した上で、以下のように自身の意見を述べている。
「どっちが良い悪いではなくボールに水かけたってPKに影響ないと思うんだけどどうなんだろ?ピッチは水撒かれてビショビショだし、今のボールは水で重さが増すわけではないし。。。ただの願掛けレベルな気がするんだけどなぁ」
「キーパーの手から滑るように!ってやってる部分が問題視されてるのだとしても、キーパーも少しでも前に出ようとするわけで。ゴール裏のサポーターが気が散る様にフラッグ振ったり、ブーイングで対抗する同じ様に、このPKを絶対決めてやる!って気持ちの表れだと感じた瞬間だったんだけどなぁ」
キッカーやGKに与える水かけ行動の影響を否定した増田氏だが、反対意見も見られる。東京ヴェルディOBの高木義成は、先月19日に行われたJ1第15節の町田対東京Vにおける藤尾の行為に反応する形で「キックが上手い選手だったら確実に球速上がるもんな(芝生と友達になれれば)」と投稿。ゴールキーパーという立場で「私なら確実にタオルで拭く」と私見を述べたが、「それに引き換え…GKはちょっと間違い起こせばイエローカード(笑)」と、不公平が生じる可能性を主張している。
コメントランキング